山村流 『吾斗ごのみ』日本舞踊上方舞山村流宗家山村友五郎 公式ブログ
2009/02/28 (Sat) 歌右衛門狂乱

東京歌右衛門狂乱楽屋

随分、ご無沙汰になってしまいました。
今日は、楳茂都扇性さんの襲名披露の下合わせ(リハーサル)でした。明日は本番です。

お陰様で、松竹座・五耀會のチケットは早々に完売し、「2階ですみません。」といっていたのが「3階席も完売で申し訳ありません。」となり、現在もチケットのお問い合わせに対してお断りとお詫びの毎日です。

さすがに、毎週土曜日に舞台を務める(それも気の張る舞台ばかり)はきつく、ブログを更新する間もありませんでした。

14日の歌右衛門狂乱は無事終わりました。東京へは民族大移動のように、スタッフ(衣裳・小道具・かつら)もともに上京してくれ、見慣れたスタッフに囲まれて舞台を務められたのはやはり安心できました。

さすがに、衣裳の着付師さんは一人でされますので大叔父が手伝ってくれました。

子供の頃から、大叔母・久子(祖母四世宗家の妹)は、ばぁばぁ、大叔父(大叔母の主人)はじぃじぃと呼んでいますが、僕の舞台の傍らでは必ず二人が支えてくれていました。
大叔母が亡くなった現在でも大叔父をはじめ皆が僕の舞台を支えてくれています。
山村若の名が僕一人の名ではないと常々思う所以です。

舞台 | comment(0) |


2009/02/09 (Mon) 地唄『ゆき』

yuki.jpg

昨日は初心者のための伝統芸能ナイトで地唄「ゆき」を舞いました。「ゆき」は、地唄の中でも名曲ですし、地唄舞としても一番有名な曲です。山村流の師範試験の曲であり、山村流の舞手なら一度は舞ってみたいと思う曲です。谷崎潤一郎の「細雪」で四女の妙子が舞うのが「ゆき」です。

2月21日土曜日の伝統芸能ナイトにもう一度「ゆき」を舞わせていただきます。
父が妹(光)に「月に2度もゆきを舞うなんてあんたやったら死んでしまうな。」と言っていたそうです。

山本能楽堂に入る前に、桂春菜君の番組・ラジオ大阪『だから土曜日』に出演させていただきました。お陰で『五耀会』と『伝統芸能ナイト』の宣伝が出来ました。

地唄舞 | comment(0) |


2009/02/04 (Wed) 狂乱

photo2_20090201.jpg


「歌右衛門狂乱」の舞台が近づいて来ました。先日の楽正おっさんのご葬儀では、弔辞を御読みくださった方皆さんがこの演目について、おっさんの素晴らしさを語られました。(正直いってプレッシャーになりました。)さんざん、聞かされた後に映像でおっさんの「歌右衛門狂乱」の映像が・・・。

この曲は僕を舞踊の道に導いてくれた曲です。山村流は女舞の流儀・地唄舞の流儀として広く知られていましたからこの曲と出合ってやっと居場所を得た気になりました。

東京で舞うのが夢でしたから力いっぱい勤めたいと思っています。5日はリハーサルの為東京です。
その前に五耀会の演目「松竹梅」の稽古です。がんばってきます!!

舞台 | comment(2) |


2009/02/02 (Mon) 桐竹 勘十郎さん

20090204.jpg
 
桐竹 勘十郎さんの紫綬褒章受章と芸術選奨文部科学大臣賞受賞を祝うパーティが3月1日に行われますが、昨夜は日ごろのゴルフ仲間でのお祝いの会でした。勘十郎さんは、本当に器用な方で、人形を遣うのは勿論の事、絵を描くのも上手いし色んな才能のある方です。(今のところゴルフクラブを遣うのは僕のほうが器用かな?)色んな方がお出でになっていて、お陰でちゃっかり「五耀会」の宣伝もしてしまいました。勘十郎さん「スイマセンでした!感謝!」です。妻には「自分のリサイタルでは営業なんて滅相しないのに、さすがに五耀会には力が入っているわね。」と言われました。

日常 | comment(0) |


2009/02/01 (Sun) 桂 春菜君

桂春菜君がお稽古に来られその様子をブログに載せてくれてます。
桂春菜の一日一善
僕より少し次の世代の方が芸に一生懸命なのは嬉しいことです。昔は素人のお嬢さん方の他に役者さん芸者さんそして落語家さんも熱心に山村流のお稽古に通われました。舞から所作を学ぶことが必要不可欠だったのですね。
 
2月7日には春菜君の要望で伝統芸能ナイトにて地唄「ゆき」を舞います。落語の「たち切れ線香」に「ゆきの合い方」が用いられているからです。地唄舞の「ゆき」がどのような演目か分かっていれば落語もより深く楽しめるという趣向です。

「ゆき」は山村流の魂とも言われる大曲ですが、今月は「歌右衛門狂乱」と山村流の許しもの尽くしとなり、体調を万全にしておかないとと思っています

日常 | comment(0) |


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プロフィール

山村 友五郎

Author:山村 友五郎
本名・山村 武
文化3年(1806年)創流、上方舞・山村流の六世宗家。祖母である四世宗家、早逝した母・糸(五世宗家を諡)の遺志を継ぎ、平成4年に「若」を襲名。
流祖 山村友五郎よりの歌舞伎舞踊と、京阪神で発展した座敷舞(地唄舞)という二つの流れを大切に、古典の維持・伝承に努め、歌舞伎・文楽・宝塚歌劇等の振付も数多く手がけている。
平成18年には創流二百年舞扇会を開催。
平成26年、流祖の名跡を「六世宗家・三代目友五郎」として襲名。併せて長男が「四代目 若」を襲名。

【賞暦】
平成13年
文化庁芸術祭新人賞受賞
平成15年
舞踊批評家協会新人賞受賞
平成18年
芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞
平成19年
文化庁芸術祭優秀賞受賞
平成20年
日本舞踊協会花柳壽應賞新人賞受賞
平成21年
大阪文化祭賞受賞
平成22年
芸術選奨
文部科学大臣賞受賞
平成27年
日本芸術院賞受章

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