昨日、今日と日本舞踊協会関西支部舞踊の会のリハーサルでした。今回は第50回の記念の会となっています。
明日は序幕と千秋楽に舞わせて頂きますので、長時間レースです。あさっても序幕ともたれ(千秋楽よりひとつ前)です。とにかく、がんばります。
本日は、産経新聞に、先日家の稽古場で取材を受けた記事が載りました。吉坊とは、一緒に飲んでいても話が尽きることがなく、さすがに師匠が吉朝さんだけのことはあるなぁといつも感心しています。
舞台 | comment(0) |
東京三越劇場「五耀會」のチラシが出来ました。先日、打ち合わせで久々に東京に行きました。夜遅くまで飲みながら話しましたが、とにかく舞台の事ばかり・・・。流儀間の上下だとか、自分のポジションのことだとか、僕が一番苦手とする次元を超えて、とにかく「職人」で居られるメンバーです。ご期待ください!!
五耀會 | comment(0) |
3月25日と26日の二日間、恒例の日本舞踊協会の関西支部公演が開催されます。
両日とも第一部・幕開きの清元『四季三葉草』での三番叟、25日第二部・千秋楽の常磐津『勢獅子』に出演させて頂きます。
また、山村流からは地歌『松竹梅』を両日とも五人の舞踊家で舞わせていただく予定です。
25日第一部では妹・光を中心に女性舞踊家が揃い、26日第二部では僕を含めた男性舞踊家の顔ぶれですので、両方ご覧頂きますのも趣向の違いをお楽しみ頂けるのではないかと思います。
舞台 | comment(0) |
3月6日の伝統芸能ナイトでは、『五段返し』と『いざや』を舞わせて頂きます。
端唄の演目はなかなか舞台でご覧いただく機会がありませんが、心浮き立つような曲の調子は地歌とはまた、違った味があります。
『五段返し』は、芝居のお家騒動の典型的な構成から成る曲で、花見から引道具になって塀外の蔵の壁を破って宝物を盗み出す曲者、次が上使のお入り、と続き、数々の世話場などが詠いこまれています。芝居を見物した客が茶屋遊びに戻るのも面白い趣向です。
『いざや』は、上方で古くから唄われている曲で、船場あたりの風流人が芸者を連れて住吉神社を参拝をする様子が軽やかに詠われています。新地両側とあるのは秀吉が度々堺へ行く様になったので新しく道をこしらえその両側に有名な料亭が並んで栄えたからだそうです。言葉の裏には、色街特有の意味も含んではいますが、いずれの曲も山村流らしく品よく舞納めるのが大切といわれています。
ご高覧頂きますと幸いです。
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