本日12月13日は事始めでした。事始めとは、元々正月の準備をこの日から始めたことを言い、師匠に一年のお礼の挨拶に伺い代わりに新年用の扇を頂き、新たな気持ちで芸事と向き合うことになります。
この日の挨拶は「お事多(ことおお)ございます」というもの。おおどかで古風な感じの残る言葉だと思っています。
一門が朝から揃いの紋付で集まり、挨拶の後、例年通り今年の扇を一人一人に手渡ししました。来年も真新しい扇が傷んでしまうまで稽古し精進するようにとの思いを込めてずっと続けられてきた行事です。
画像の御鏡と雛壇のお餅に加えて、12月30日に正月飾りの餅花やしめ飾りを飾ればなお一層稽古場が華やぎます。飾り付けは家族総出で結構大変なのですが、稽古場に最も季節感が漂い今年も一年が無事納まったと感慨を深くする瞬間でもあります。
行事 | comment(0) |
先週の東京での舞台もお蔭様にて無事務めさせて頂くことが出来ました。
ご声援頂きました皆々様に心より厚くお礼申しあげます。
さて、今週末も東京です。
舞踊学会からお声がけ頂き、舞と踊りの実演と講演をさせて頂きます。
山村流の手ほどきの実演や「歌右衛門狂乱」「越後獅子」「ゆき」等、山村流の代表曲をダイジェストで
ご覧頂ける盛りだくさんの企画です。一般の方も当日受付にてご参加出来るそうですので是非ご来場ください。
第62回舞踊学会「日本伝統舞踊の舞と踊りの技法」
場所:日本大学芸術学部/江古田校舎(東京都練馬区)
*一日目の12月4日(土)を担当させて頂きます。
舞台 | comment(0) |
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