日本舞踊上方舞山村流公式配信YouTubeに掲載中の動画をご案内しております。
第六十四回目は特別ゲストとして花柳寿楽様をお迎えし、地唄『石橋』のお稽古、お話をさせていただきました。
地唄『石橋』は能『石橋』後段の謡曲から取り、牡丹に戯れる獅子団乱旋の舞楽を現し、格調高い「祝儀物」に仕立てられています。
この地唄『石橋』を、11月24日(水)に東京の国立劇場小劇場で舞わせていただくことになりました。
日本舞踊「五耀會特別公演」
花柳寿楽様、この度は山村流公式配信に出演を快諾していただき本当にありがとうございました。
花柳寿楽様公式HP:https://www.hanayagi-juraku.com/
山村流公式ホームページ:http://www.yamamuraryu.com/
先年の11月に国立劇場で舞わせていただいた地唄『善知鳥』が、
国立劇場様のチャンネルで公開されております。
期間中に是非ご覧になってください。
https://youtu.be/Dz0PRavxgoA
第二回山村友五郎の会の動画を配信しております。以下のURLにて是非ご覧ください。
https://filmuy.com/yamamuraryu
以前私と妹で開催しておりましたリサイタル、『双葉会』を、息子たち二人が開催する事となりました。
まだまだ勉強不足な二人ですが、皆々様のご支援ご鞭撻のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
【開催日時】 11月14日(日) 15時開演
【会場】 山本能楽堂 (大阪府大阪市中央区徳井町1-3-6)
【出演】 山村若 山村侃 山村友五郎 山村光
【料金】 (全席指定) 5,000円
山村流公式ホームページ
http://www.yamamuraryu.com/?p=3866
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第六十三回目は端唄『沖の瀬に』をご覧いただきます。
『沖の瀬に』は第六十一回目の端唄『萩桔梗』の替え歌で、二番として扱われることもあります。
『萩桔梗』は恋人を待つ秋の寂しい女心を、秋の風物詩を詠み込み唄っておりましたが、『沖の瀬に』では叶わぬ恋心を波にたとえる、女心を唄っております。
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先年の11月に国立劇場で舞わせていただいた地唄『善知鳥』が、
国立劇場様のチャンネルで公開されております。
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東京・国立劇場にて 『舞の会-京都の座敷舞-』 に出演いたします。
【開催日時】 11月20日(土)
第一部:正午開演
第二部:14時30分開演
第三部:16時30時開演
【会場】
国立劇場 小劇場
【出演】
第一部:山村 友五郎
第二部:山村 侃
第三部:山村 楽風女
【料金】 (全席指定) 6,000円(学生 4,200円)
【主催】 日本舞踊協会
◼️お問い合わせ
チケットのお問い合わせは、山村流公式ホームページをご確認いただければ幸いです。
詳細な公演情報は国立劇場ホームページをご覧ください。
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第六十二回目は常磐津『常磐の老松』をご覧いただきます。
『常磐の老松』は能『老松』を元にした曲です。当流ではご祝儀物として代々舞われております。
この『常磐の老松』は、2021年10月9日国立文楽劇場での、東西名流舞踊鑑賞会にて私と若で舞わせていただきました。
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先年の11月に国立劇場で舞わせていただいた地唄『善知鳥』が、
国立劇場様のチャンネルで公開されております。
期間中に是非ご覧になってください。
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第六十一回目は端唄 『萩桔梗』 をご覧いただきます。
『萩桔梗』は萩桔梗に手紙を忍ばせ、
恋人を待つ秋の寂しい女心を、秋の風物詩を詠み込み唄っております。
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先年の11月に国立劇場で舞わせていただいた地唄『善知鳥』が、
国立劇場様のチャンネルで公開されております。
期間中に是非ご覧になってください。
https://youtu.be/Dz0PRavxgoA
第二回山村友五郎の会の動画を配信しております。以下のURLにて是非ご覧ください。
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第六十回目は地唄『石橋』をご覧いただきます。
(文末に、別途解説を記載いたしました。)
山村流では四世宗家振付のご祝儀曲としての「石橋」が伝わっていましたが、六世宗家友五郎が全曲を振付致しました。今回の二枚扇はその一部です。
今回は六十回記念という事で友五郎チャレンジとして、この『石橋』を目隠しをして舞ってみたいと思います。
今回も20分超えといつもより長くなっておりますが、最後までお付き合いいただけますと幸いです。
第二回山村友五郎の会の動画を配信しております。
今回ご覧頂いた地唄『石橋』も配信されておりますので、以下のURLにて是非ご覧ください。
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『石橋』は元々能楽由来の曲ですが、地唄では享保期(1716~35)に活躍し三都随一の女形と評された歌舞伎役者 瀬川菊之丞の作詞として伝わっており、菊之丞が芝居の最後に踊った曲が地唄に移され伝わった物と考えられていますので能と歌舞伎のどちらにも影響を受けた曲です。
能『石橋』のあらすじ
インドの仏跡を巡る旅を続ける寂昭法師は、中国の清涼山にある石橋付近に着きます。そこに少年が現れ、橋の向こうは文殊菩薩の浄土であること、この橋は人には渡ることは難しいと教え、ここで待てば奇瑞を見るだろうと告げ、姿を消します。
寂昭法師が待っていると、やがて、橋の向こうから文殊の使いである獅子が現われます。香り高く咲き誇る牡丹の花に戯れ、獅子舞を舞ったのち、もとの獅子の座、すなわち文殊菩薩の乗り物に戻ります。
菊之丞は、享保十九年(1734)「夕霞浅間嶽」のキリ(演目の最後)「相生(あいおい)獅子(じし)」を踊り、「浅間嶽」の後に「石橋物」を付ける形を確立しました。「浅間嶽」は、「浅間物」という系統の舞踊の原拠となった作品で、非業の死をとげた傾城・奥州との誓紙を燃やすと煙の中から奥州の霊が現れ恨み事を述べるという当時女形が盛んに行った「怨霊事(おんりょうごと)」と呼ばれた演出が用いられ、奥州の魂は普賢菩薩によって救済されるという筋書きとなっています。陰惨な作品の後に、単に「石橋」という祝言性のある踊りを付けただけでなく、「石橋」の獅子は「文殊菩薩」の眷属(けんぞく)(従者・使い)であり、「文殊菩薩」と、浅間嶽の物語の発端をなす「普賢菩薩」は、釈迦如来の左右に控える脇侍(きょうじ)(仏教彫刻の仏像や仏教絵画において、信仰の中心となる仏(中尊)の左右に控える菩薩や明王天などをいう)であり、この作品はさながら曼荼羅の態を成しているのだそうです。
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