山村流宗家公式ブログをお読みくださり、ありがとうございます。
以前より開設しております公式ホームページに加え、このブログにおいても舞台活動予定等の情報を、宗家一門および山村会より折にふれて発信させていただこうと存じます。
さて、初回はブログタイトル『吾斗(ごと)ごのみ』について少しご紹介させていただきます。
『吾斗ごのみ』は山村流の流誌名として平成18年より使用しております。
「吾斗」とは「わればかり」との意味です。文化文政期の山村流の流祖・友五郎が晩年みずからをこのように称しており、名に負うとあって、当時は歌舞伎や舞ざらえの興行、花街の「練り物」と呼ばれた祭礼にと、随所において京阪随一の振付師としてめざましく活躍しておりました。「練り物」とは、芸妓達が様々な扮装をして街を練り歩く大阪の花柳界独自の行事でした。
画像の錦絵(上方絵)に流祖の名が「吾斗好」と残ることにちなみ、本誌を『吾斗ごのみ』と名付けました次第です。
流誌ともどもこのブログにおきましても、山村流や上方の歴史、一門の活動について少しでも皆々様に親しんでいただけますと何より幸いに存じます。
どうぞご愛読のほど、お願い申し上げます。
六世宗家 山村 若
上方絵 天保7年(1836)六月
「島の内ねり物 一夜官女 北森新 いく」「吾斗好」 大判錦絵一枚雪花楼 北英画
上方絵 | comment(2) |
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comment
おめでとう御座います
いつの間にかこのブログにたどり着いていて驚きながら拍手!
楽しみにしています。
2008/09/11 17:36 | ピノコ [ 編集 ]
ありがとうございます。
ピノコ様
コメント有難うございました。
また、お目にかかれるのを楽しみにしています。
2008/09/13 16:54 | やまむら [ 編集 ]
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