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山村流 『吾斗ごのみ』日本舞踊上方舞山村流宗家山村友五郎 公式ブログ
2008/09/06 (Sat) ご挨拶

gotogonomi


山村流宗家公式ブログをお読みくださり、ありがとうございます。
以前より開設しております公式ホームページに加え、このブログにおいても舞台活動予定等の情報を、宗家一門および山村会より折にふれて発信させていただこうと存じます。

さて、初回はブログタイトル『吾斗(ごと)ごのみ』について少しご紹介させていただきます。

『吾斗ごのみ』は山村流の流誌名として平成18年より使用しております。
「吾斗」とは「わればかり」との意味です。文化文政期の山村流の流祖・友五郎が晩年みずからをこのように称しており、名に負うとあって、当時は歌舞伎や舞ざらえの興行、花街の「練り物」と呼ばれた祭礼にと、随所において京阪随一の振付師としてめざましく活躍しておりました。「練り物」とは、芸妓達が様々な扮装をして街を練り歩く大阪の花柳界独自の行事でした。
画像の錦絵(上方絵)に流祖の名が「吾斗好」と残ることにちなみ、本誌を『吾斗ごのみ』と名付けました次第です。

流誌ともどもこのブログにおきましても、山村流や上方の歴史、一門の活動について少しでも皆々様に親しんでいただけますと何より幸いに存じます。
どうぞご愛読のほど、お願い申し上げます。

六世宗家 山村 若

上方絵 天保7年(1836)六月
「島の内ねり物 一夜官女 北森新 いく」「吾斗好」 大判錦絵一枚雪花楼 北英画

上方絵 | comment(2) |


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管理人のみ閲覧OK


おめでとう御座います 

いつの間にかこのブログにたどり着いていて驚きながら拍手!
楽しみにしています。

2008/09/11 17:36 | ピノコ [ 編集 ]


ありがとうございます。 

ピノコ様

コメント有難うございました。
また、お目にかかれるのを楽しみにしています。

2008/09/13 16:54 | やまむら [ 編集 ]


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プロフィール

山村 友五郎

Author:山村 友五郎
本名・山村 武
文化3年(1806年)創流、上方舞・山村流の六世宗家。祖母である四世宗家、早逝した母・糸(五世宗家を諡)の遺志を継ぎ、平成4年に「若」を襲名。
流祖 山村友五郎よりの歌舞伎舞踊と、京阪神で発展した座敷舞(地唄舞)という二つの流れを大切に、古典の維持・伝承に努め、歌舞伎・文楽・宝塚歌劇等の振付も数多く手がけている。
平成18年には創流二百年舞扇会を開催。
平成26年、流祖の名跡を「六世宗家・三代目友五郎」として襲名。併せて長男が「四代目 若」を襲名。

【賞暦】
平成13年
文化庁芸術祭新人賞受賞
平成15年
舞踊批評家協会新人賞受賞
平成18年
芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞
平成19年
文化庁芸術祭優秀賞受賞
平成20年
日本舞踊協会花柳壽應賞新人賞受賞
平成21年
大阪文化祭賞受賞
平成22年度
芸術選奨
文部科学大臣賞受賞
平成26年度
日本芸術院賞受章
令和2年(2020年)
紫綬褒章受章

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