山村流 『吾斗ごのみ』日本舞踊上方舞山村流宗家山村友五郎 公式ブログ
2010/03/03 (Wed) 伝統芸能ナイト

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3月6日の伝統芸能ナイトでは、『五段返し』と『いざや』を舞わせて頂きます。
端唄の演目はなかなか舞台でご覧いただく機会がありませんが、心浮き立つような曲の調子は地歌とはまた、違った味があります。

『五段返し』は、芝居のお家騒動の典型的な構成から成る曲で、花見から引道具になって塀外の蔵の壁を破って宝物を盗み出す曲者、次が上使のお入り、と続き、数々の世話場などが詠いこまれています。芝居を見物した客が茶屋遊びに戻るのも面白い趣向です。

『いざや』は、上方で古くから唄われている曲で、船場あたりの風流人が芸者を連れて住吉神社を参拝をする様子が軽やかに詠われています。新地両側とあるのは秀吉が度々堺へ行く様になったので新しく道をこしらえその両側に有名な料亭が並んで栄えたからだそうです。言葉の裏には、色街特有の意味も含んではいますが、いずれの曲も山村流らしく品よく舞納めるのが大切といわれています。

ご高覧頂きますと幸いです。

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プロフィール

山村 友五郎

Author:山村 友五郎
本名・山村 武
文化3年(1806年)創流、上方舞・山村流の六世宗家。祖母である四世宗家、早逝した母・糸(五世宗家を諡)の遺志を継ぎ、平成4年に「若」を襲名。
流祖 山村友五郎よりの歌舞伎舞踊と、京阪神で発展した座敷舞(地唄舞)という二つの流れを大切に、古典の維持・伝承に努め、歌舞伎・文楽・宝塚歌劇等の振付も数多く手がけている。
平成18年には創流二百年舞扇会を開催。
平成26年、流祖の名跡を「六世宗家・三代目友五郎」として襲名。併せて長男が「四代目 若」を襲名。

【賞暦】
平成13年
文化庁芸術祭新人賞受賞
平成15年
舞踊批評家協会新人賞受賞
平成18年
芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞
平成19年
文化庁芸術祭優秀賞受賞
平成20年
日本舞踊協会花柳壽應賞新人賞受賞
平成21年
大阪文化祭賞受賞
平成22年
芸術選奨
文部科学大臣賞受賞
平成27年
日本芸術院賞受章

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