産経新聞に連載の吉坊との対談の2回目が載りました。
限りある紙面では伝えきれないようですが、
祖母(四世宗家)は、「大阪の土になる」と大仰に云っていたわけではありません。
平成19年、祖母の17回忌の追善舞踊会を開いたおり、プログラムに載せる為門人達に祖母の思い出を語ってもらいました。その折に一人の弟子がかつて吉村雄輝さんや武原はんさんが東京に行かれたことを挙げて祖母にどうして東京に行かなかったかと尋ねたら祖母は一言だけ「わては大阪の土になるねんで」と答えたそうです。
僕もそれまで知らなかった話ですが、祖母らしい話だなと心に沁みてそれ以来忘れられない言葉となりました。
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