山村流 『吾斗ごのみ』日本舞踊上方舞山村流宗家山村友五郎 公式ブログ
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2008/10/10 (Fri) 地唄(地歌)および地唄舞(地歌舞)について 2

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【地唄(地歌)および地唄舞(地歌舞)について 2】

山村流の流祖・友五郎は、振付師として歌舞伎番付に「師」と記されるほどの実力を持ち、花街はもとより一般子女の舞指導においても大坂の街を席巻するようになりました。

友五郎は、女性向けに歌舞伎舞踊を短くまとめた演目や、能楽の仕舞を取り入れて地唄(地歌)に振りを付けた地唄舞(地歌舞)を門弟に教えました。

「舞浚え」と呼ばれるお浚い会が盛んに催され、その舞を養子(二世・友五郎)養女(れん・登久)に伝えたのが山村流のはじまりです。

流祖が振り付けた当時はより仕舞に近いものであったと考えられますから、
地唄舞(地歌舞)は「心で舞う」と言われてはいますが、
最初に「型」と「間」が有りきで、そこに「心」を加えていくのが正確であると思います。

舞台芸術となってから発達した地唄舞(地歌舞)にはない『根』のようなものが
山村流の舞には存在しています。

明日は、『東西名流舞踊鑑賞会』の下合わせです。
『傾城』はもとは歌舞伎舞踊ですが、地唄舞(地歌舞)に移され伝えられてきた段階で
女性が舞う作品となってゆきました。
それをまた、男性である私が舞うのですが、作品はあくまでも地唄舞(地歌舞)ー。
いっそ長唄に移したらもっと気楽に舞えるのでしょうが・・・。

作品によって『根』は様々です。それを一つ一つ解き明かしていくのも務めの一つと考えています。

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プロフィール

山村 友五郎

Author:山村 友五郎
本名・山村 武
文化3年(1806年)創流、上方舞・山村流の六世宗家。祖母である四世宗家、早逝した母・糸(五世宗家を諡)の遺志を継ぎ、平成4年に「若」を襲名。
流祖 山村友五郎よりの歌舞伎舞踊と、京阪神で発展した座敷舞(地唄舞)という二つの流れを大切に、古典の維持・伝承に努め、歌舞伎・文楽・宝塚歌劇等の振付も数多く手がけている。
平成18年には創流二百年舞扇会を開催。
平成26年、流祖の名跡を「六世宗家・三代目友五郎」として襲名。併せて長男が「四代目 若」を襲名。

【賞暦】
平成13年
文化庁芸術祭新人賞受賞
平成15年
舞踊批評家協会新人賞受賞
平成18年
芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞
平成19年
文化庁芸術祭優秀賞受賞
平成20年
日本舞踊協会花柳壽應賞新人賞受賞
平成21年
大阪文化祭賞受賞
平成22年
芸術選奨
文部科学大臣賞受賞
平成27年
日本芸術院賞受章

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