昨日は、新歌舞伎座の開場プレビュー公演の「名流舞踊会」にて「浦島」を舞わせて頂きました。初めて立つ舞台ですので何となく探りながらで、しかも大叔父が亡くなってからは稽古にもどうしても緊張感が足らない気がして今後自分自身の稽古はどうしたらいいのかと悩んでいる中、昨日の舞台も今までの貯金で勤めた気がして自分では100%納得出来た訳ではなかったのです。それでも、お陰様でお客様の拍手や歓声の反応が直に聞こえ、喜んで頂けたように思いました。「トリ」というのも少なからずプレッシャーでしたので無事終えることが出来ホッとしました。ご覧頂いた方々に心より御礼申し上げます。有難うございました。
さて、今日は久々の休みで西国33ヵ所札所の9番「興福寺」に行ってきました。
興福寺は子供のころからなじみのあるお寺ですので、難なくお参り出来、その後立ち寄った骨董屋さんで、なんと古い玉手箱を見つけました。
僕が使っている玉手箱は祖母が使っていたものですが、この玉手箱は上の部分に小さい扉がありそこに面が仕込んであり、下の部分には煙がでる仕掛けが・・・。細工も細かく職人の技にも感心しました。興福寺の南円堂のお導きか・・・。昨日「浦島」を舞った後だけに仏縁を感じました。
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