山村流 『吾斗ごのみ』日本舞踊上方舞山村流宗家山村友五郎 公式ブログ
2010/10/08 (Fri) 11月国立劇場「舞の会ー京阪神の座敷舞ー」

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毎年11月恒例の国立劇場での舞の会、今年もご案内させて頂く季節が巡ってきました。
東京でも毎年楽しみにして下さる方がとても多く、嬉しいことです。
四流派が揃う上に地歌尽くしの会とあって、関西からも例年はるばるお運び下さるのも、有難いことだと思っております。

今年は夕方四時の部で、地歌「閨の扇」を舞わせて頂きます。
これは流祖・友五郎とその盟友であった中村歌右衛門の活躍した時代から流儀で大切に受け継がれてきた曲です。
「秋の扇と捨てられて」男を恨む気持ちと未練の狭間で懊悩する女心が艶を醸し出し、その表現として独特な扇の手やよどみない扇さばきが織り交ぜられた、秋らしく人恋しい気持ちに添う作品に仕上がっています。

中国の前漢の帝に寵愛を受けた班女の故事に由来した筋ですが、能「班女」では幸せな結末を迎える一方、この地歌ではやる瀬ないままに終わるという違いも、古典芸能のバリエーションを思わせて興味深いところです。

ぜひ劇場でお楽しみ頂けると幸いです。

舞の会 ー京阪神の座敷舞ー
日時:平成22年11月27日(土)
会場:国立劇場小劇場(東京)
一時の部:地歌「きぎす」 山村若有子・山村光
四時の部:地歌「閨の扇」

詳細は、上のチラシのサムネイルをご覧頂くか、国立劇場のホームページでご確認下さい。

*当ブログからも切符のお問い合わせをお寄せ頂けます。ご希望の方は、右枠のブログフォームよりお送り下さい。

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山村 友五郎

Author:山村 友五郎
本名・山村 武
文化3年(1806年)創流、上方舞・山村流の六世宗家。祖母である四世宗家、早逝した母・糸(五世宗家を諡)の遺志を継ぎ、平成4年に「若」を襲名。
流祖 山村友五郎よりの歌舞伎舞踊と、京阪神で発展した座敷舞(地唄舞)という二つの流れを大切に、古典の維持・伝承に努め、歌舞伎・文楽・宝塚歌劇等の振付も数多く手がけている。
平成18年には創流二百年舞扇会を開催。
平成26年、流祖の名跡を「六世宗家・三代目友五郎」として襲名。併せて長男が「四代目 若」を襲名。

【賞暦】
平成13年
文化庁芸術祭新人賞受賞
平成15年
舞踊批評家協会新人賞受賞
平成18年
芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞
平成19年
文化庁芸術祭優秀賞受賞
平成20年
日本舞踊協会花柳壽應賞新人賞受賞
平成21年
大阪文化祭賞受賞
平成22年
芸術選奨
文部科学大臣賞受賞
平成27年
日本芸術院賞受章

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