山村流 『吾斗ごのみ』日本舞踊上方舞山村流宗家山村友五郎 公式ブログ
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2008/09/21 (Sun) 地唄(地歌)および地唄舞(地歌舞)について 1

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【地唄(地歌)および地唄舞(地歌舞)について 1】

日本の芸術音楽は、劇場音楽として発達したものが多いのですが、上方において生まれた地唄(地歌)や筝曲は、家庭音楽・室内音楽として、発展したものです。これらは、検校(けんぎょう)・勾当(こうとう)とよばれた盲目の演奏家によって、伝えられるようになりました。内面に於いてのみ、精神の解放を得ることが可能であった彼らは、研ぎ澄まされた聴覚でもって繊細な音楽を作り上げました。

上流の家庭の婦女子は、つつましく、控えめであるべきだとする生活感情に、この音楽は、広く受け入れられるようになり、上方に住む者にとっては、土地の歌、すなわち地唄(地歌)と呼ばれました。江戸においても上方唄と称され流行しましたが、男性的な武家文化を尊ぶ江戸においては、次第に失われてゆきました。
地唄(地歌)には、家庭音楽として伝えられてきたものと、酒宴席において広く演奏された娯楽性の強いものと大きく二つに分けられます。

地唄(地歌)の短い曲(端歌)に振りをつけられたものが、地唄舞(地歌舞)であり、商いの街・大阪に集う人々をもてなすため、当時の交流の場であった座敷で広く舞われ、座敷舞とも呼ばれるようになりました。

家の稽古場で、地唄舞の下合わせ(リハーサル)をする時など、地唄が室内音楽だと実感し、木と紙と土とで出来た日本家屋の中での三味線や琴・胡弓の響きに幸せを感じる瞬間です。本日は、松竹座で菊原光治先生のリサイタルがあります。妹・光が「ゆき」を舞わせていただき、息子達が「六段の調べ」を演奏させていただきます。

上方 | comment(1) |


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ブログ開設おめでとうございます。
思えばホテルオークラでの講座から始まり、大阪教室に変わって香川から月に一回通いもう5年強にもなりますでしょうか。転職して休みの都合で講座に参加できなくなった時に、お家元から「大阪でよければ土日でも稽古しているから、いらっしゃい」とお声をかけていただいたときは本当に嬉しかったです。遠いので私自身まさかこんなに長く続けられるとは思っておりませんでしたが、これも最初にご指導いただいたお家元や山村夫人のご尽力のおかげでございます。 山村流のお流儀に魅せられて入門しましたが、今ではお二人のお人柄に支えられ続けてこれたのだと思っております。この場を借りて感謝申し上げます。

舞の世界は本当に奥が深く、繊細で、洗練もされていて東京の「粋(いき)」とは違う「粋(すい)」という表現がとても合いますね。私は学生時代京都に住んでいましたが、むしろ京都のそれよりも大阪の芸能に粋な雰囲気を強く感じます。大阪にはたくさんの「ほんまもん」があるのにそれに気づいていない人が多くてもったいないと思います。
山村流が中心となってもっと伝統文化が見直されたらいいですね。
私も微力ながら少しずつ四国に広めたいと思っております。

2008/09/29 20:15 | N [ 編集 ]


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プロフィール

山村 友五郎

Author:山村 友五郎
本名・山村 武
文化3年(1806年)創流、上方舞・山村流の六世宗家。祖母である四世宗家、早逝した母・糸(五世宗家を諡)の遺志を継ぎ、平成4年に「若」を襲名。
流祖 山村友五郎よりの歌舞伎舞踊と、京阪神で発展した座敷舞(地唄舞)という二つの流れを大切に、古典の維持・伝承に努め、歌舞伎・文楽・宝塚歌劇等の振付も数多く手がけている。
平成18年には創流二百年舞扇会を開催。
平成26年、流祖の名跡を「六世宗家・三代目友五郎」として襲名。併せて長男が「四代目 若」を襲名。

【賞暦】
平成13年
文化庁芸術祭新人賞受賞
平成15年
舞踊批評家協会新人賞受賞
平成18年
芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞
平成19年
文化庁芸術祭優秀賞受賞
平成20年
日本舞踊協会花柳壽應賞新人賞受賞
平成21年
大阪文化祭賞受賞
平成22年
芸術選奨
文部科学大臣賞受賞
平成27年
日本芸術院賞受章

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