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山村流 『吾斗ごのみ』日本舞踊上方舞山村流宗家山村友五郎 公式ブログ
2010/12/13 (Mon) 今日は事始めでした

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本日12月13日は事始めでした。事始めとは、元々正月の準備をこの日から始めたことを言い、師匠に一年のお礼の挨拶に伺い代わりに新年用の扇を頂き、新たな気持ちで芸事と向き合うことになります。
この日の挨拶は「お事多(ことおお)ございます」というもの。おおどかで古風な感じの残る言葉だと思っています。
一門が朝から揃いの紋付で集まり、挨拶の後、例年通り今年の扇を一人一人に手渡ししました。来年も真新しい扇が傷んでしまうまで稽古し精進するようにとの思いを込めてずっと続けられてきた行事です。

画像の御鏡と雛壇のお餅に加えて、12月30日に正月飾りの餅花やしめ飾りを飾ればなお一層稽古場が華やぎます。飾り付けは家族総出で結構大変なのですが、稽古場に最も季節感が漂い今年も一年が無事納まったと感慨を深くする瞬間でもあります。

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プロフィール

山村 友五郎

Author:山村 友五郎
本名・山村 武
文化3年(1806年)創流、上方舞・山村流の六世宗家。祖母である四世宗家、早逝した母・糸(五世宗家を諡)の遺志を継ぎ、平成4年に「若」を襲名。
流祖 山村友五郎よりの歌舞伎舞踊と、京阪神で発展した座敷舞(地唄舞)という二つの流れを大切に、古典の維持・伝承に努め、歌舞伎・文楽・宝塚歌劇等の振付も数多く手がけている。
平成18年には創流二百年舞扇会を開催。
平成26年、流祖の名跡を「六世宗家・三代目友五郎」として襲名。併せて長男が「四代目 若」を襲名。

【賞暦】
平成13年
文化庁芸術祭新人賞受賞
平成15年
舞踊批評家協会新人賞受賞
平成18年
芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞
平成19年
文化庁芸術祭優秀賞受賞
平成20年
日本舞踊協会花柳壽應賞新人賞受賞
平成21年
大阪文化祭賞受賞
平成22年度
芸術選奨
文部科学大臣賞受賞
平成26年度
日本芸術院賞受章
令和2年(2020年)
紫綬褒章受章

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