日本舞踊上方舞山村流公式配信、第七回目は地唄『鶴の声』を配信させていただきます。
『鶴の声』は、地唄の中でも手ほどきの曲に使われるようですが、山村流でも、お稽古を始める場合、大抵が端唄の『夕暮』、『青柳』の後、地唄の『高砂』か『鶴の声』という順で教えるようになっています。
夫婦がいつまでも仲良く共に白髪の生えるまで長生きするようにということを唄った曲で、御祝儀物としてなんどりとした地唄らしい曲です。
『細雪』の作者である谷崎潤一郎が好んだ一曲と言われています。
立方:山村友五郎
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