来月は、東京の国立劇場(小劇場)に出演予定です。
この『舞の会ー京阪の座敷舞ー』は、国立劇場主催にて例年この時期に開催されており、上方四流の舞を一堂にお楽しみいただける機会とあって、毎回多くのお客様がお運び下さいます。各流の舞手にとっても一年の締めくくりのような会ですので、他の会とは違った「意気込み」のようなものがあります。
初めてこの会に出させていただいた時の緊張感は忘れられません。下合わせ(リハーサル)で、今は無き井上愛子お師匠さん、吉村雄輝お師匠さんが舞台のそでや客席でご覧になっており、まだ「武」の名で舞台に立っていた足が震えました。
今回は、第一部にて地唄(地歌)『道中双六』を舞わせていただきます。当流女舞の名手であった若津也の形見に頂いた縞の小紋を縫いの一紋にして着せていただこうと思っています。若津也も舞の会の常連でした。きっと喜んでくれると思います。
日時:11月22日(土)
開演時間:<第一部> 午後1時 <第二部> 午後3時30分
場所:国立劇場/小劇場(東京都千代田区隼町4-1)
チケット、舞組などの詳細は、国立劇場ホームページにてご確認ください。
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