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山村流 『吾斗ごのみ』日本舞踊上方舞山村流宗家山村友五郎 公式ブログ
2008/11/24 (Mon) 一年の終わりと始まり

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舞の会も無事終わりました。
「舞の会」が終わると一年も終わりだと実感します。昔は本当に「舞の会」が一年の舞い納めであったのですがここ近年は年末まで舞台が続くようになりました。

東京は完全に自分にとっては「アウェイ」なのでやはり終わるとほっとしました。国立劇場は間口が広いわりに奥行きが狭く照明のあたる場所も限られているので、『道中双六』のように扇の周りを廻るような振りには気を使う空間です。裾引きの女舞として作られているので袴で舞うには課題も残る演目ですがまた、舞い込んでゆきたい演目です。

今日は、若晴司一門の会が文楽の小劇場でありました。子供さん達も一生懸命舞台を勤めていました。皆楽しんでお稽古されていることが分かります。雨の中沢山のお客様がお出でくださっていました。

一つ一つ今年の行事を終えて、また、次の年が始まります。

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東京の山村舞 

こんにちは、はじめまして。
昨日はじめて若先生のブログの存在を知りました。

22日の「京阪の座敷舞」では、国立劇場でお家元先生のなんとも美しく、清々しい舞を初めて拝見できました。 芸能花舞台では、テレビの画面からでしたが、やはり本当の舞台は素晴らしいと思いました、有難うございました。
覚えのある扇扱いなど拝見できて感激しました。 

東京ではなかなか観ることの叶わない上方舞の会、年に一度の11月の会は心待ちする楽しみな舞の会です。

縁あって山村の舞教室に通いだし、三年目に入りました。 にぎやかな踊りと比べ、品が良く静かな舞です、今後ももっとたくさんの曲を舞えるようになりたい、ずっと続けてゆきたいと思っております。

東京でも今は少数ながら、地道におけいこを続ける山村門下生もおりますので、どうかよろしくお願いいたします。

2008/11/26 09:32 | ミーシャ [ 編集 ]


ありがとうございます。 

ミーシャ様
コメント有難うございました。楽正師匠のお弟子様でしょうか?東京には教室がなくよくお問い合わせいただきますのですがなかなか皆様の意向にそった教室をご紹介できずにおりますので、申し訳なく思っております。がんばってお稽古なさってください。来年2月には国立大劇場にて「日本舞踊協会公演」にて長唄「歌右衛門狂乱」を舞う予定です。3月からは御茶ノ水大学の同窓会館にて上方舞教室を開校予定です。今後ともよろしくお願いいたします。

2008/11/26 11:49 | やまむら わか [ 編集 ]


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プロフィール

山村 友五郎

Author:山村 友五郎
本名・山村 武
文化3年(1806年)創流、上方舞・山村流の六世宗家。祖母である四世宗家、早逝した母・糸(五世宗家を諡)の遺志を継ぎ、平成4年に「若」を襲名。
流祖 山村友五郎よりの歌舞伎舞踊と、京阪神で発展した座敷舞(地唄舞)という二つの流れを大切に、古典の維持・伝承に努め、歌舞伎・文楽・宝塚歌劇等の振付も数多く手がけている。
平成18年には創流二百年舞扇会を開催。
平成26年、流祖の名跡を「六世宗家・三代目友五郎」として襲名。併せて長男が「四代目 若」を襲名。

【賞暦】
平成13年
文化庁芸術祭新人賞受賞
平成15年
舞踊批評家協会新人賞受賞
平成18年
芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞
平成19年
文化庁芸術祭優秀賞受賞
平成20年
日本舞踊協会花柳壽應賞新人賞受賞
平成21年
大阪文化祭賞受賞
平成22年度
芸術選奨
文部科学大臣賞受賞
平成26年度
日本芸術院賞受章
令和2年(2020年)
紫綬褒章受章

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