舞の会も無事終わりました。
「舞の会」が終わると一年も終わりだと実感します。昔は本当に「舞の会」が一年の舞い納めであったのですがここ近年は年末まで舞台が続くようになりました。
東京は完全に自分にとっては「アウェイ」なのでやはり終わるとほっとしました。国立劇場は間口が広いわりに奥行きが狭く照明のあたる場所も限られているので、『道中双六』のように扇の周りを廻るような振りには気を使う空間です。裾引きの女舞として作られているので袴で舞うには課題も残る演目ですがまた、舞い込んでゆきたい演目です。
今日は、若晴司一門の会が文楽の小劇場でありました。子供さん達も一生懸命舞台を勤めていました。皆楽しんでお稽古されていることが分かります。雨の中沢山のお客様がお出でくださっていました。
一つ一つ今年の行事を終えて、また、次の年が始まります。
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東京の山村舞
こんにちは、はじめまして。
昨日はじめて若先生のブログの存在を知りました。
22日の「京阪の座敷舞」では、国立劇場でお家元先生のなんとも美しく、清々しい舞を初めて拝見できました。 芸能花舞台では、テレビの画面からでしたが、やはり本当の舞台は素晴らしいと思いました、有難うございました。
覚えのある扇扱いなど拝見できて感激しました。
東京ではなかなか観ることの叶わない上方舞の会、年に一度の11月の会は心待ちする楽しみな舞の会です。
縁あって山村の舞教室に通いだし、三年目に入りました。 にぎやかな踊りと比べ、品が良く静かな舞です、今後ももっとたくさんの曲を舞えるようになりたい、ずっと続けてゆきたいと思っております。
東京でも今は少数ながら、地道におけいこを続ける山村門下生もおりますので、どうかよろしくお願いいたします。
2008/11/26 09:32 | ミーシャ [ 編集 ]
ありがとうございます。
ミーシャ様
コメント有難うございました。楽正師匠のお弟子様でしょうか?東京には教室がなくよくお問い合わせいただきますのですがなかなか皆様の意向にそった教室をご紹介できずにおりますので、申し訳なく思っております。がんばってお稽古なさってください。来年2月には国立大劇場にて「日本舞踊協会公演」にて長唄「歌右衛門狂乱」を舞う予定です。3月からは御茶ノ水大学の同窓会館にて上方舞教室を開校予定です。今後ともよろしくお願いいたします。
2008/11/26 11:49 | やまむら わか [ 編集 ]
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