fc2ブログ
山村流 『吾斗ごのみ』日本舞踊上方舞山村流宗家山村友五郎 公式ブログ
2008/12/08 (Mon) ひどい目に

shishi_20081223234103.jpg

今回ばかりは、ひどい目にあってしまいました。何日も寝込むことはまれなのですが、まる4日ほど風邪でダウンしてしまいました。幸いインフルエンザではなかったのですが、しばらく船酔いのような状態で起き上がることが出来ませんでした。そうもいってられず休み休みしながら、必要な録音をしたり用事をしたりはしてはいましたが、7日の舞台までは何とか直さなければと出来る限り稽古も休ませて頂きました。(ご迷惑、ご心配をおかけしました。)家元としての門下の稽古、舞踊家としての自身の稽古、振付師としての仕事のすべてをしっかりとやっていくのが自分にとっては理想であり、また、それらがあるからお互い作用し合ってがんばれるのですが、舞台が続いた後や気の張る仕事がひと段落すると気が緩むのか疲れがどっと出てしまうようです。結局、周りに迷惑をかけてしまうのでと、煙草もやめて随分体を気遣うようにはなったのですが。7日の『八島』には、何とか間に合い無事舞い納めることが出来ました。能楽堂では普段の劇場でとは違う意識で舞わなければなりませんのでかなり気をつけて舞ったつもりです。しばらく使っていないだけでやはり筋肉に負担がかかったのがよくわかりました。

日常 | comment(0) |


<<継ぐこと伝えること | TOP | 大晦日の伝統芸能ナイト>>

comment











管理人のみ閲覧OK


| TOP |

プロフィール

山村 友五郎

Author:山村 友五郎
本名・山村 武
文化3年(1806年)創流、上方舞・山村流の六世宗家。祖母である四世宗家、早逝した母・糸(五世宗家を諡)の遺志を継ぎ、平成4年に「若」を襲名。
流祖 山村友五郎よりの歌舞伎舞踊と、京阪神で発展した座敷舞(地唄舞)という二つの流れを大切に、古典の維持・伝承に努め、歌舞伎・文楽・宝塚歌劇等の振付も数多く手がけている。
平成18年には創流二百年舞扇会を開催。
平成26年、流祖の名跡を「六世宗家・三代目友五郎」として襲名。併せて長男が「四代目 若」を襲名。

【賞暦】
平成13年
文化庁芸術祭新人賞受賞
平成15年
舞踊批評家協会新人賞受賞
平成18年
芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞
平成19年
文化庁芸術祭優秀賞受賞
平成20年
日本舞踊協会花柳壽應賞新人賞受賞
平成21年
大阪文化祭賞受賞
平成22年度
芸術選奨
文部科学大臣賞受賞
平成26年度
日本芸術院賞受章
令和2年(2020年)
紫綬褒章受章

◆お問合メール◆

各公演の座席券お問い合わせもこちらからどうぞ。

名前:
メール:
件名:
本文:

*メールアドレスは正しくご入力ください。また、ご送信頂く内容はブログ管理者に直接届きます。この画面には掲示されませんのでご安心ください。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

リンク

このブログをリンクに追加する

検索フォーム

RSSリンクの表示

ご訪問者数