舞踊協会関西支部舞踊の会が今年は3月27日、28日に開催されます。
28日、『青海波』を楳茂都梅咲師匠と若柳吉蔵宗家とで御ひらきを勤めさせていただき、
その後、『橋弁慶』で牛若丸を初めて勤めさせていただきます。
子供の頃から、光の牛若、僕が弁慶で何度か勤め、後、門人や長男との折も僕は弁慶だったので一度牛若丸をやってみたかったのです。
「笛の巻」は能の観世流・小書より昨年、振付させていただきました。
従来の『橋弁慶』は五条橋における牛若と弁慶との出会いが描かれていますが、
『笛の巻』はその直前に母・常磐から鞍馬寺に戻り学問を修めよと諭される場面が描かれています。牛若は武士になって父・義朝の敵を取りたいと願いますが母・常盤御前は息子が僧となって命を永らえることを願います。
(義経は僧になる事を拒否して鞍馬寺を16歳で出奔したという説もあります。)
母に説得され寺へ登る決心をする義経ですが、名残の月を観にと五条橋へ行きそこで弁慶と出会うのです。
勉強せよといわれて涙したり、寺へ行こうと思いながらつい五条橋へ出かけてしまう牛若。
随分人間的だなと思いませんか?
舞台 | comment(2) |
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舞踊協会関西支部舞踊の会 今日文楽劇場でチケット購入しました。今から土曜日が待ち遠しいです。
青海波 好きです。『牛若丸』うんと楽しみにして、当日はうんと楽しませていただきます。
2009/03/15 21:52 | tomo [ 編集 ]
tomo様
いつもコメント有難うございます。
「橋弁慶」の牛若丸は子供という印象がありますが、「笛の巻」は寺より出奔する直前の15,6歳の牛若です。(といってもかなり無理がありますが、頑張ります。)ご声援よろしくお願いいたします!
2009/03/17 17:58 | わか [ 編集 ]
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