山本能楽堂さん主催の「初心者のための上方伝統芸能ナイト」、今年の4月から7月までの案内が確定しました。
4月4日の回では「由縁の月」を舞わせていただきましたが、僕は来月以降も5月2日(土)、6月20日(土)、7月4日(土)、と月に一度は出演予定です。
地唄舞は能・狂言・歌舞伎から取られていたり、なんでもない風景や風情を詠んだものまで多岐に渡りますから作品の背景が分かっていないと難しいですし、能が武士の嗜みとされたように、女性の嗜みとして発展したものですから、歌詞に和歌が用いられたりと永い年月がかかってそのよさが分かるという演目も多く、初心者の方にはどう接したらいいだろうかと「伝統芸能ナイト」に出させていただくようになってからいつも試行錯誤しています。
ずっと、地唄舞ばかりだったので5月2日は山村流の歌舞伎舞踊もご覧頂こうと思い長唄「浦島」を舞わせていただきます。浦島太郎が故郷の浜へ戻ってきたところを舞踊にしたものですから、大人も子供も楽しめると思います。
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