第11回国際浮世絵学会大会で、「上方舞・山村流と浮世絵」と銘打った記念講演をさせていただくことになりました。
日時:平成21年6月14日(日)
夕方4時~5時30分(講演予定時間)
*大会自体は朝10:00開始です。
場所:学習院大学 百周年記念会館1階正堂
(東京都豊島区目白1-5-1/JR目白駅下車 徒歩3分)
参加費:学会員は無料、一般は1,000円(学生:500円)当日受付
まず「山村流について」の講演を妻が行い、続けて僕が「長唄 浦島」を実演します。その後、「浮世絵収集の楽しみ」として、司会の方を交えた鼎談もあります。
文政2年江戸・中村座で三代目中村歌右衛門が踊った九変化「御名残押絵交張」(おんなごりのおしえのまぜはり)を文政8年1月大阪・角座にて「日本新玉九尾化」(よせてあらたにここのばけ)の外題で再演した折、「狂乱」にかえて差し替えられたのが「浦島」です。いずれも二枚扇や若い男の恋心を描く手法において共通しています。振りというものはどうしても伝わってきた過程で意味が分からなくなったり変化してしまうことがあるのですが、上方絵や番付をたどる事で参考になることが沢山あります。
上方絵に残る山村流の世界と、現在も舞台で大切に舞っている演目が、時代を超えてつながる面白さを感じていただけると思います。ぜひお運びください。
行事 | comment(0) |
<<大阪 新歌舞伎座 名流舞踊会 | TOP | 御礼>>
comment
| TOP |