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山村流 『吾斗ごのみ』日本舞踊上方舞山村流宗家山村友五郎 公式ブログ
2009/07/26 (Sun) 「吾斗ごのみ」第5号記念号

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平成17年より毎年発行している流誌「吾斗ごのみ」、ようやく今年も刊行しました。
今回は「第5号」を記念して、例年よりページ数も多く、写真もふんだんに掲載した盛りだくさんの内容になっています。

特に、大叔父である若祿次の文章「山村ということ」は、基本に立ち返って背筋の伸びる内容であり、含蓄ある厳しい言葉が山村流への愛情にあふれています。

また、「山村流宗家復興ー市民が支えた上方舞の伝統ー」と題された森西真弓先生(大阪樟蔭女子大学教授/雑誌「上方芸能」編集長)の玉稿を全文転載させていただきました。近代からの山村流の歩みが鮮やかに紐解かれています。とりわけ、昭和17年の三世宗家襲名が、上方文化の火を絶やさぬようにという当時の知識人らの強い信念に支えられ、困難な時代にもかかわらず実現した事実には、圧巻の思いを抱かれることでしょう。

本日の講習会出席者の方々には既にお渡しできましたが、名取・師範の皆様には楽しみにお待ちいただければと思います。

一般でご希望の方には、お送り致します。詳しくはメールにてお問い合わせください。

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プロフィール

山村 友五郎

Author:山村 友五郎
本名・山村 武
文化3年(1806年)創流、上方舞・山村流の六世宗家。祖母である四世宗家、早逝した母・糸(五世宗家を諡)の遺志を継ぎ、平成4年に「若」を襲名。
流祖 山村友五郎よりの歌舞伎舞踊と、京阪神で発展した座敷舞(地唄舞)という二つの流れを大切に、古典の維持・伝承に努め、歌舞伎・文楽・宝塚歌劇等の振付も数多く手がけている。
平成18年には創流二百年舞扇会を開催。
平成26年、流祖の名跡を「六世宗家・三代目友五郎」として襲名。併せて長男が「四代目 若」を襲名。

【賞暦】
平成13年
文化庁芸術祭新人賞受賞
平成15年
舞踊批評家協会新人賞受賞
平成18年
芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞
平成19年
文化庁芸術祭優秀賞受賞
平成20年
日本舞踊協会花柳壽應賞新人賞受賞
平成21年
大阪文化祭賞受賞
平成22年度
芸術選奨
文部科学大臣賞受賞
平成26年度
日本芸術院賞受章
令和2年(2020年)
紫綬褒章受章

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