平成17年より毎年発行している流誌「吾斗ごのみ」、ようやく今年も刊行しました。
今回は「第5号」を記念して、例年よりページ数も多く、写真もふんだんに掲載した盛りだくさんの内容になっています。
特に、大叔父である若祿次の文章「山村ということ」は、基本に立ち返って背筋の伸びる内容であり、含蓄ある厳しい言葉が山村流への愛情にあふれています。
また、「山村流宗家復興ー市民が支えた上方舞の伝統ー」と題された森西真弓先生(大阪樟蔭女子大学教授/雑誌「上方芸能」編集長)の玉稿を全文転載させていただきました。近代からの山村流の歩みが鮮やかに紐解かれています。とりわけ、昭和17年の三世宗家襲名が、上方文化の火を絶やさぬようにという当時の知識人らの強い信念に支えられ、困難な時代にもかかわらず実現した事実には、圧巻の思いを抱かれることでしょう。
本日の講習会出席者の方々には既にお渡しできましたが、名取・師範の皆様には楽しみにお待ちいただければと思います。
一般でご希望の方には、お送り致します。詳しくはメールにてお問い合わせください。
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