今回の「浪花十二月」収録画像を追加しました(11/1)
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芸能花舞台 京阪『十二月』
NHK教育テレビに「浪花十二月」にて出演致します。
どうか、ご覧になって下さい。
11月12日(木)14:00~14:44
11月15日(日)23:30~24:14(再放送)
地歌 『浪花十二月』 作詞・作曲者 不詳
【解説】座興的に作られたとされる「おどけ物」「作物(さくもの)」「滑稽物」と呼ばれる地歌の曲の一つ。「作物」といってもおかしみを表面に出さず、物売りの声や、駕篭やの掛け声が、詠み込まれ軽妙洒脱な味わい深い曲となっています。
歌詞は、元日に始まり、春の七草から十日戎の吉兆や宝恵駕篭(ほえかご)、二月最初の午の日に行われる稲荷神社の祭・初午(はつうま)、四天王寺の彼岸会(ひがんえ)、雛祭り、潮干狩り、野崎詣り、端午の節句、名高いとされた難波のさつき、蛍、天神祭りの情景や物売り、にわか、六月(みなつき)祓い、七夕、八朔、仲秋の名月、放生会(ほうじょうえ)、秋祭りの宮神楽、陰暦十月最初の亥の日に炬燵を出すという亥の子の炬燵、顔見世、餅つき、煤払い、衣配り(きぬくばり)等の新春を待つ準備、節季候(せっきぞろ)、昔は大晦日にあった節分の豆まきと、末いく千代とめでたく祝い納めます。
大阪の江戸時代末期から明治初期にかけての年中行事や市井風俗が描かれています。今日では後世に伝える意味でも意義深く、貴重な曲となっています。
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